首の痛みを防ぐおすすめの枕8選|首の痛みの原因と枕の正しい使い方

あなたはこんな悩みはありませんか?

  • 首の痛みを防ぐおすすめの枕は?
  • 起きた時に首が痛む理由を知りたい
  • 首の痛みを改善する方法はある?

自分に合わない枕を使用すると、寝起きに首の痛みを感じることがあります。
合わない枕は首に負担がかかったり、血流が滞りやすくなるため、首の痛みを引き起こします。

この記事では首の痛みを防ぐおすすめの枕を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
普段使っている枕を見直し、首の痛みを防ぎましょう。

この記事でおすすめする枕TOP3

商品名高さサイズ素材お手入れ値段
coconem無限カスタマクラ1〜12cm
調整可
横:65cm×縦:40cmファイバー手洗い8,999円(税込)
coconemストレートネック枕7cm /10cm 
高さ選択可
横:65cm×縦:39cmファイバー手洗い6,799円(税込)
Technogel Original Collection
Anatomic Curve Pillow
(アナトミックカーブピロー)
7cm/9cm/11cm
3タイプから選択
横:66cm×縦:40cmウレタンフォーム・ウレタンジェル洗濯不可29,700円(税込)

※価格は税込で表示しています。

1.首の痛みを防ぐおすすめの枕|coconemの枕は適度な硬さで寝がえりがしやすい

首の痛みを防ぐおすすめの枕|coconemの枕は適度な硬さで寝がえりがしやすい

coconemの枕は適度な硬さのファイバー素材で、頭の沈み込みを防ぎ、頭の重みをサポートし、首や肩にかかる負担を軽減します。
また、適度な反発力で寝返りもしやすく血液の滞りを防ぎます。

以下にcoconemの枕を2種類紹介するので、自分に合う枕を選びましょう。

coconem無限カスタマクラは高さと硬さを自宅で調整できる

coconem無限カスタマクラ
価格8,999円(税込)
素材本体:ポリエチレンファイバー
高さ調整シート:ポリエチレンファイバー
カバー:ポリエステル
洗濯方法本体:シャワーで丸洗い可能
カバー:洗濯機での洗濯可
サイズ横65cm×縦40cm
高さ1~12cm 高さ調整可能
品質基準JIS規格適合

※価格は税込で表示しています。

coconem無限カスタマクラは、4種類の異なる硬さの調整シートで枕の硬さと高さを自分好みにカスタマイズできます。
首の痛みを防ぐためには、自分に合う高さの枕を選ぶことが大切です。
無限カスタマクラは、自分で枕の高さを調整できるセミオーダータイプなので、普段使用しているマットレスや布団など敷寝具の上で、自分に合う高さに調整しましょう。

また、枕本体と調整シートすべてファイバー素材でできているので、手軽に枕を丸洗いでき、枕を清潔に保つことができます。
自分に合う枕を探している方に、無限カスタマクラがおすすめです。

coconemストレートネック枕はネックサポートで首の負担を軽減

coconemストレートネック枕
価格6,799円(税込)
素材枕本体素材:ファイバー
カバー:外側ニット生地/内側メッシュ生地
洗濯方法本体:シャワーで丸洗い可能
カバー:洗濯機での洗濯可
サイズ横65cm×縦39cm
高さ7cm /10cm 高さ選択可能
品質基準エコテックス®スタンダード100認証

※価格は税込で表示しています。
coconemストレートネック枕は、ネックサポート形状で首にかかる負担を軽減します。
枕の上下で高さが異なるため、自分に合う枕の高さを選択することができ、その日の体調などに応じて気軽に枕の高さ変えることが可能です。

また、理学療法士監修でどんな寝姿勢でも頭がフィットし、頭の重みをサポートするので、首にかかる負担を軽減します。
首の痛みを防ぐために、頭と首をしっかりサポートするcoconemストレートネック枕がおすすめです。

2.首の痛み対策におすすめの枕6選|Technogel Original Collection Anatomic Curve Pillowは寝返りがしやすい

首の痛み対策におすすめの枕6選|Technogel Original Collection Anatomic Curve Pillowは寝返りがしやすい

首の痛みを防ぐおすすめの枕を6つ紹介します。

Technogel Original Collection Anatomic Curve Pillow (アナトミックカーブピロー)は3次元に動くジェルで頭にしっかりフィット

Technogel Original Collection Anatomic Curve Pillow (アナトミックカーブピロー)
価格29,700円(税込)
素材本体:ウレタンフォーム・ウレタンジェル
カバー:ポリエステル・レーヨン・ポリウレタン
サイズ横66cm×縦40cm
高さ7cm/9cm/11cmの3種類

※価格は税込で表示しています。
Technogel Original Collection Anatomic Curve Pillow (アナトミックカーブピロー)は、優れたフィット感で寝返りで寝姿勢が変わっても、頭をしっかりサポートする枕です。

日本人の体型に合いやすい形状で、首や肩の負担を軽減します。
Technogelは医療用に開発された特殊なジェルなので安心・安全な素材です。

ジェル素材は気温に応じてジェルの硬さが変化しやすいというデメリットがありますが、Technogelは気温による変化が少ないので年中柔らかさを保ちます。
Technogelは柔らかい素材でありながら、沈み込みにくい構造なので、寝返りもしやすく血流の滞りを防ぐおすすめの枕です。

Technogelの公式サイトはこちら

Limne the Pillowは緩やかな傾斜で寝返りがしやすい

Limne the Pillow
価格15,900円(税込)
素材本体:オリジナルウレタンフォーム
カバー側生地:ニット生地ポリエステル
カバー中綿:綿ポリエステル
洗濯方法本体:洗濯不可
カバー:洗濯機での洗濯可能
サイズ横67cm×縦41.5cm
高さ11cm

※価格は税込で表示しています。

Limne the Pillowは、マシュマロのような柔らかさと首や肩の負担軽減を両立した枕です。

一般的に柔らかすぎる枕は頭の重みを支えることができず、首に負担がかかります。
一方Limne the Pillowは、枕とマットレスの沈み込みを計算し、頭・首・肩の負担が少なくなるよう設計されています。

他にも、寝返りがしやすいように横幅が大きめのサイズなので、睡眠中に頭が枕から落ちることを防ぎます。
柔らかめの枕で、首の痛みを防ぎたい方におすすめの枕です。

Limneの公式サイトはこちら

CURE:RE THE MAKURAは睡眠中に体のゆがみを整える

CURE:RE THE MAKURA
価格39,600円(税込)
素材本体:エラストゴムパイプ
サイズ横58cm×縦38.5
高さ2cm〜10cm の3段構造
※特許取得

※価格は税込で表示しています。

CURE:RE THE MAKURAは、日本で唯一特許を取得した枕です。

独自の三段構造で頸椎を支えることで、体の自然治癒の信号が届きやすくなるため、体のゆがみを整えます。
首の痛みを防ぐために、頭と肩周りを支えることが大切です。
THE MAKURAは大きめサイズなので、首と肩をしっかり枕でサポートすることができ、体の負担を軽減します。

また、寝返りをしても頭が枕から落ちにくいので、快適な睡眠をサポートします。

CURE:REの公式サイトはこちら

ブレインスリープ ピロー ネックフィットはウェーブフィット構造で頸椎を正しい位置に戻すサポートをする

ブレインスリープ ピロー ネックフィット
価格16,500円(税込)
素材本体:ポリエチレン
カバー:オーガニックコットン/ポリエステル
洗濯方法本体:シャワーでの丸洗い可能
カバー:洗濯機での洗濯可能
サイズ横60cm×縦36cm
高さ8cm

※価格は税込で表示しています。

ブレインスリープ ピロー ネックフィットは、デスクワークなどでまっすぐになった首の骨を、緩やかなS字カーブに戻すサポートをします。
適度な硬さと首のカーブにフィットするウェーブ構造で、首や肩の筋肉をリラックスさせる枕です。

また、寝返りをしやすいよう枕の中央は柔らかく、サイドは硬い設計なので、頭をしっかりサポートし、正しい寝姿勢を保ちます。
ブレインスリープ ピロー ネックフィットは、シャワーで丸洗いができ、優れた通気性で乾きやすいので、枕を清潔に保ちたい方におすすめです。

ブレインスリープの公式サイトはこちら

Recovery Sleep 枕は寝返りしやすい月形で首の負担を軽減

Recovery Sleep 枕
価格29,800円(税込)
素材本体:ポリエチレンパイプ・オレフィン系熱可塑性(エラストマーパイプ)・ポリエステルわた
カバー:(表面)綿 (裏面)ポリエステル
洗濯方法本体:手洗い可能 ※乾燥機使用不可
カバー:洗濯機での洗濯可能 ※洗濯ネット使用、乾燥機不可
サイズ横70cm×縦40cm
高さ高さ調整可能

※価格は税込で表示しています。

RecoverySleep枕は、7箇所の高さを調整できるセミオーダーメイド枕です。

枕の中央よりサイドの方が高いので、横向き寝でも正しい寝姿勢を保つことができ、首や体の負担を軽減します。
特徴的な月形形状は、寝返りをしても頭がずれにくいので、睡眠の満足度を高めます。

RecoverySleep枕のおすすめポイントは、血行を促進し、疲労回復を促す枕カバーです。
枕カバーに特殊な鉱石が練り込まれているので、赤外線効果を発揮し、体を芯から温めることができます。
日中負担がかかる首の筋肉の血流を促し、首の痛みを防ぎましょう。

Recovery Sleepの公式サイトはこちら

西川「医師がすすめる健康枕 首楽寝(高め)」は頭・首・肩を支えて首のS字カーブをサポート

西川「医師がすすめる健康枕 首楽寝(高め)」
価格6,380円(税込)
素材本体:ポリプロピレンパイプ
カバー:ポリエステル
洗濯方法本体:丸洗い可能 
カバー:洗濯機での洗濯可能 ※洗濯ネット使用、乾燥機不可
サイズ横58cm×縦35cm
高さ6cm程度 高さ調整可能

※価格は税込で表示しています。

西川の医師がすすめる健康枕 首楽寝(高め)は、枕の中央と両サイドの高さ調整ができるセミオーダーメイド枕です。
寝返りをしても型崩れしにくいので、首をしっかり支えることができます。

枕は首を支えるために、肩口に触れる正しい位置で使うことが大切です。
医師がすすめる健康枕 首楽寝(高め)は、首と肩口にフィットするアーチ型の形状なので、枕を正しい位置で使いやすいというメリットがあります。
頭・首・肩をしっかり支る構造なので、自然な寝姿勢を保ちやすく、首の負担を軽減します。

西川の公式サイトはこちら

3.起床時の首の痛みの原因|首の筋肉への負荷が痛みやコリを引き起こす

起床時の首の痛みの原因|首の筋肉への負荷が痛みやコリを引き起こす

起床時の首の痛みの原因は以下の通りです。

  • 枕が合わずに首に負担がかかっている
  • 寝返りが少なく血流が滞っている
  • 寝違いによる筋肉の炎症

睡眠中、首の筋肉に負荷がかかることで、血流が滞り、筋肉にハリや凝りを感じることで首の痛みを引き起こします。

以下の首の痛みの原因を詳しく紹介します。

3-1.枕が合わないと首の筋肉に負荷がかかる

高さが合わない枕を使うと、首の筋肉に負荷がかかり、首の痛みを引き起こします。

枕は酷使した頸椎を休めるためのもので、敷き寝具に横たわった時、身体と後頭部との間にできる空隙を埋めるためのものである。
引用:睡眠と寝具の快適性|J-STAGE
引用元:https://www.jstage.jst.go.jp/

このように枕は、首と敷寝具の間にできる隙間を埋めることで、首の負担を軽減する役割があります。

頸部のすき間の深さは人によって異なりますが(一般に1~6cm)、この深さに合った高さの枕を選ぶと首や肩への負担が少なく眠りやすいといわれています。
引用:快眠のためのテクニック -よく眠るために必要な寝具の条件と寝相・寝返りとの関係|厚生労働省
引用元:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/

首の痛みなど、体の不調を軽減するために、自分に合う高さの枕を選ぶことが大切です。
高さが合わない枕は、首の痛みだけでなく、頭痛・肩こり・腰痛・いびき・ストレートネックなどを引き起こすので注意が必要です。

仰臥位でベッドやマットレス、敷き布団の表面から首の角度が約5度、最近の報告では約15度の前傾で首の痛みや疲れが軽減されるという報告もあります
引用:快眠のためのテクニック -よく眠るために必要な寝具の条件と寝相・寝返りとの関係|厚生労働省
引用元:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/

このように首の痛みを防ぐために、仰向け寝の時は、首の角度が15度前後になる枕を選びましょう。
高すぎる枕は、顎を引き首の骨がまっすぐになるため、首と敷寝具の間に隙間ができ、首に大きな負担がかかります。

一方低すぎる枕は、顎が上がり、寝返りがしにくくなるので、血流が滞り、首の筋肉の凝りや痛みを引き起こします。
首の痛みに悩んでいる方は、普段使っている枕の高さが合っているのか確認をしましょう。

3-2.寝返りがしにくいと血流が滞る

睡眠中の寝返りには、血流を促し、体の負担を軽減する大切な役割があります。

寝返りは、睡眠中に同じ体の部位が圧迫され続けることで、その部位の血液循環が滞ることを防ぎ、体の負担を和らげるために生理的におこなわれる体の動きなのです。
引用:快眠のためのテクニック -よく眠るために必要な寝具の条件と寝相・寝返りとの関係|厚生労働省
引用元:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/

首の痛みを感じる方は、普段使っている枕が寝返りをスムーズにできるか確認してみましょう。
寝返りが少ないと、長時間同じ姿勢が続くため、血流が滞り、筋肉に凝りや痛みを感じる可能性があります。
枕は柔らかすぎると頭が沈み込み、寝返りがしにくくなるため、枕の硬さ選びには注意が必要です。
適度な硬さで反発力のある枕なら、スムーズな寝返りをサポートしてくれるのでおすすめです。

また、枕のサイズが小さすぎると、寝返りで頭が枕から落ちてしまうこともあるので、ゆとりを持って枕のサイズを選びましょう。
適切な枕のサイズは、頭3個分だと言われています。

他にも、体格や寝返りの大きさを考慮して自分に合うサイズの枕を使用しましょう。

3-3.不自然な寝姿勢による寝違えで筋肉が炎症を起こす

寝違えが起こる原因は諸説ありますが、合わない枕などで不自然な寝姿勢を取ったり、寝返りが少なかったりすると、血流が滞り、筋肉や神経の炎症を起こしてしまいます。
寝違えは、首から肩にかけて痛みを感じ、首が動かせなくなってしまうこともあります。
首の痛みが強い場合や、首を動かしにくいと感じる場合は、首を無理に動かさず安静にしましょう。

また、首の痛みや寝違えを防ぐためにも、普段使っている枕や敷寝具で寝返りがしやすいか確認してみましょう。
枕の高さや硬さ、マットレスによる体の沈み込みなどで寝返りがしにくくなると、血流が滞り、体に負担がかかります。

他にも、寝室の環境によって寝返りがしにくい場合があります。
首の痛みを感じる方は、寝具や寝室環境を見直しましょう。

4.枕が合わない場合に起こる症状|いびきやストレートネックを引き起こす可能性がある

枕が合わない場合に起こる症状|いびきやストレートネックを引き起こす可能性がある

合わない枕は、首の痛みだけでなく以下のような不調を引き起こす可能性があります。

  • 首・頭・肩・腰などの痛み
  • いびき
  • 睡眠時無呼吸症候
  • ストレートネック

このような症状がでると、睡眠の質が低下し、日中の活動に影響を与えることもあるため、自分に合う枕を選びましょう。

4-1.筋肉に負荷がかかり首・頭・肩・腰に痛みや凝りを感じる

自分に合わない枕を使用すると、体の一部に負担がかかり、血流が滞るため、筋肉の凝りや痛みを引き起こします。

また、首の骨は背骨と繋がっているため、首の骨がずれるとバランスをとるために、腰などに負担がかかります。
理想的な寝姿勢は、自然に立った時の姿勢をそのまま横にした姿勢です。

最も負担の少ない寝姿勢をとるために、正しく枕を使用し、体の負担を軽減しましょう。

4-2.睡眠中の気道を圧迫する

高すぎる枕や低すぎる枕を使用すると気道を圧迫するので、呼吸がしにくくなり、いびきや睡眠時無呼吸症候群を引き起こす可能性があります。

いびきをかくことで自分やパートナーの睡眠の満足度が下がる

いびきは、呼吸の通り道である気道が狭くなることで、呼吸とともに気道が振動して生じる呼吸音です。
高すぎる枕は、顎を引き頭が前に傾くので、気道が圧迫され、いびきをかきやすくなります。

また低すぎる枕は、頭が下がり顎が上がるので、舌が下がり気道を圧迫することで、いびきをかきやすくなります。

他にも低い枕は口呼吸になりやすいため、喉の炎症で気道が狭くなるなど、合わない枕はいびきの原因の一つです。
いびきは、うるさい音だけでなく、低酸素状態による疲労感や生活習慣病を引き起こす可能性があるため注意が必要です。
いびきが気になる方は、枕を見直してスムーズな呼吸をサポートしましょう。

また、いびきが大きいと家族やパートナーの睡眠の質を下げる可能性もあるため、自分に合う高さの枕を選んでいびき対策をしましょう。

生活習慣病に繋がる睡眠時無呼吸症候群を引き起こす可能性がある

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に何度も呼吸が止まってしまう病気です。

慢性的ないびきがあり、日中に眠気を感じたり、起床時の倦怠感や頭痛がある場合は睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。
合わない枕を使用していると気道を圧迫し、呼吸がしにくくなるため、自分に合う高さの枕を使うことが大切です。

普段いびきに悩んでいる方は、いびきが大きかったり、無呼吸になっていないか確認をしましょう。
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠の満足度が低下するだけでなく、様々な生活習慣病を引き起こす可能性がある怖い病気です。

自分ではわかりにくい病気のため、以下のような症状がある方は早めに病院を受診しましょう。

  • 起床時に疲労感が残っていたり、頭痛を感じる
  • 日中に強い眠気を感じる
  • 夜中に息苦しさで目が覚める
  • 注意力や集中力が低下していると感じる

睡眠時無呼吸症候群になると、合併症として高血圧・心臓病・脳卒中など生活習慣病を引き起こす可能性があります。

また、睡眠中の低酸素状態によって、起床時に疲労感が残り、日中の集中力や注意力の低下を引き起こします。
睡眠時無呼吸症候群の可能性がある方は、枕を見直し、気道の圧迫を防ぎましょう。

4-3.ストレートネックを悪化させる

高すぎる枕は、顎を引き頭が前に傾くので、ストレートネックを引き起こす可能性があります。

本来首の骨は、緩やかなS字カーブをえがいていますが、高すぎる枕を使用すると、顎を引き、首の骨がまっすぐになるため注意が必要です。

高い枕によって、首の骨がまっすぐな状態が長く続くと、ストレートネックになり、首の痛みや肩こりを生じます。

ストレートネックが続くと頭痛や手足のしびれが生じることもあるため、自分に合う高さの枕を使用しましょう。

4-4.睡眠の質が低下し起床時の疲労感に繋がる

合わない枕を使用していると、正しい寝姿勢を保つことができないため、体に負担がかかり、起床時に体の不調や疲労を感じることがあります。

睡眠中は寝返りをすることで、血流の滞りを防ぎ、疲労回復を促しますが、枕の高さや硬さが自分に合っていないと、寝返りがしにくくなるため枕選びには注意が必要です。

睡眠の質が低下すると、日中の活動意欲や注意力が低下するため、寝返りがしやすい枕を使い、睡眠の質を高めましょう。

寝起きの体の不調や疲労感に悩んでいる方は、枕や敷寝具の見直しをおすすめします。

5.首の痛みの解決方法|枕とマットレスを見直して首にかかる負担を軽減する

首の痛みの解決方法|枕とマットレスを見直して首にかかる負担を軽減する

首の痛みに悩んでいる方は、普段使用している枕やマットレスなどの敷寝具が、自分に合っているか確認しましょう。

起床時の体の不調を改善するためには、正しい寝姿勢を保ち、寝返りがしやすい寝具選びが大切です。

以下に、首の痛みを防ぐコツを2つ紹介するので、参考にしてください。

5-1.枕とマットレスを見直して頭と首をサポートする

起床時の首の痛みを防ぐために、自分に合う枕とマットレスを使用しましょう。

高すぎる枕は、首と敷寝具の間に隙間ができることで、首にかかる負担が大きくなります。

また、低すぎる枕は、頭が沈み込み寝返りがしにくくなるので、血流が滞り、首の筋肉にハリや凝りを引き起こします。

仰向け寝で首の角度が15度前後になる高さを目安に、自分に合う高さの枕を選びましょう。

また、敷寝具の硬さによって、自分に合う枕の高さは変化します。

枕の高さ選びは、普段使っている敷寝具の上で行うことがおすすめです。

自分に合う高さがわからない方は、自分で高さ調整ができるセミオーダータイプの枕を試しましょう。

また首の痛みを防ぐために、寝返りがしやすい寝具を選びましょう。

適度な硬さで反発力のある枕やマットレスなら、スムーズな寝返りをサポートします。

硬すぎる寝具は、一部を圧迫し、血流が滞りやすくなるため、体に痛みを感じるので注意が必要です。

適度な硬さの敷寝具を選び、首の痛みなどの不調を防ぎましょう。

5-2.首のストレッチで血流を促す

起床時の首の痛みを防ぐために、ストレッチを行い、血流を良くしましょう。

起床時の首の痛みは、睡眠中の問題だけでなく、日中のデスクワークなどで、首に大きな負担がかかることも原因の一つです。

デスクワークのうつむいた姿勢や猫背などの不良姿勢は、首や肩の筋肉に大きな負担がかかるので、適度にストレッチを行うことで、首の痛みを防止しましょう。

長時間同じ姿勢を続けると、血流が滞るので、筋肉に凝りや痛みを引き起こします。

ストレッチは、凝り固まった筋肉を緩めるだけでなく、心や体の緊張を緩和させるため、副交感神経が優位になり、睡眠の質が高まると言われています。

日中負担がかかった首周りの筋肉を寝る前のストレッチでほぐしましょう。

また、日中も定期的にストレッチを行うことが大切です。

長時間同じ姿勢を続けることで、筋肉に負担がかかるので、定期的にストレッチを行い、血流の滞りを防ぎましょう。

6.枕が自分に合っているかのチェック方法

枕が自分に合っているかのチェック方法

普段使用している枕が自分の体に合っているのかのチェック方法をご紹介します。

  • 起床時に首や肩に痛みがある
  • 頭の下に手を入れて寝ている
  • 首や肩付近と敷寝具の間に隙間ができている
  • 起床時に枕がずれている
  • 寝起きに熟睡感がない
  • 仰向け寝で首の角度が15度前後でない
  • 横向き寝で頭・首・背骨がまっすぐになっていない

これらに当てはまっている場合、枕が合っていない可能性があります。

枕が自分の体に合っていると、体に負担が少ない寝姿勢になるので、起床時に睡眠の満足度が高まります。

普段、睡眠の満足感を得られていない方は、枕の見直しを検討しましょう。

7.枕の正しい使い方|枕で頭と首を支えることが大切

枕の正しい使い方|枕で頭と首を支えることが大切

自分に合う枕を選んでいても、枕を正しく使わないと、首などに負担がかかっている可能性があります。

以下に正しい枕の使い方を紹介するので参考にしてください。

7-1.仰向け寝は枕のすそを肩口に合わせる

仰向け寝の場合、正しい枕の位置は枕の端が肩に触れる位置です。

後頭部だけを枕に乗せていると、首とマットレスの間に隙間ができるため、首のカーブをきちんとサポートできず、首に負担がかかります。

一方、枕に肩が乗ってしまうと、背中が浮いてしまうので、枕の端と肩が触れる程度で枕を使用しましょう。

また、頭は枕の中央に乗せるように心がけましょう。

なぜなら、寝返りをした時に頭が落ちないようにするためです。

睡眠中の寝返りは、血行を良くし、体の負担を軽減する重要な役割があります。

スムーズな寝返りをサポートするためにも、仰向け寝の時は枕の中央で寝るようにしましょう。

7-2.横向き寝は体の向きに合わせて枕の端を使う

横向き寝の場合、正しい枕の位置は枕の端が肩に触れる位置です。

しかし仰向け寝の時と違い、左向きの場合は左端・右向きの場合は右端に頭を起きましょう。

横向き寝にも関わらず、枕の中央に頭を置いてしまうと、寝返りをした際に枕から頭が落ちる場合があります。

また横向き寝は頭・首・背骨が一直線になる高さの枕を使いましょう。

一般的に仰向け寝よりも横向き寝の方が、適切な枕の高さが高くなります。

枕の両サイドが高くなっている枕など、どんな寝姿勢でも体の負担が少なくなるような枕を選びましょう。

7-3.うつ伏せ寝は低めで柔らかい枕に胸まで乗せる

うつ伏せ寝の場合、胸の下に枕があり、枕の抱き抱えるような位置が正しい枕の位置です。

うつ伏せ寝の時は、枕が高すぎると首に負担がかかるので、低めで柔らかい枕を選びましょう。

一方、うつ伏せ寝は首の痛みを感じている方は避けた方が良い寝姿勢です。

なぜならうつ伏せ寝は、背骨や首に負担がかかりやすく、寝返りをしにくい寝姿勢だからです。

同じ姿勢を長時間続けると、血流が滞り、首や体に痛みを生じます。

そのため、体に負担がかかりやすく、寝返りがしにくいうつ伏せ寝は避けましょう。

8.枕が合わない場合の対処方法|タオルを使って高さ調整する

枕が合わない場合の対処方法|タオルを使って高さ調整する

普段使っている枕が低すぎる場合は、タオルを使って自分に合う高さに枕を調整しましょう。

枕が低い場合、顎が上がり首が反ってしまうため、首に負担がかかります。

枕の下にタオルを敷き、枕を高くしてみましょう。

タオルであれば、枕の高さを微調整することができるので、体が低い枕で慣れている方でも徐々に高さを調整することができるのでおすすめです。

一方、普段使用している枕が高すぎる場合は、枕の買い替えを検討しましょう。

自分で高さ調整ができるセミオーダータイプの枕以外は、枕の高さを低くすることはできません。

枕が高すぎると、首の痛みだけでなく、ストレートネックやいびきなど様々な不調を引き起こす可能性があるので、枕を見直しましょう。

9.枕の交換時期に注意|枕の寿命はへたりや衛生状態で判断する

枕の交換時期に注意|枕の寿命はへたりや衛生状態で判断する

枕がへたり、高さが合わないと感じる場合は、枕を交換しましょう。

中身の素材によって、寿命は異なりますが、購入時よりも枕がへたって、枕の高さが合わないと感じる場合は、枕の交換をおすすめします。

また、枕は汗・皮脂・よだれなど汚れやすい寝具のため、洗っても汚れが取れないなど衛生的でなくなった場合も枕を交換しましょう。

特にポリエステル綿など柔らかい素材の枕はへたりやすいため、寝返りがしにくく、寝起きに体の痛みを感じる場合は、自分に合う枕への見直しがおすすめです。

10.首の痛みを感じる人の枕に関するよくある質問

首の痛みを感じる人の枕に関するよくある質問

寝起きに首の痛みを感じる人のよくある質問をご紹介します。

10-1.首の痛みを防ぐ枕の選び方を教えてください。

首の痛みを防ぐために、以下の3つに注意して枕を選びましょう。

  • 高さ
  • 寝返りのしやすさ
  • 硬さ

枕には、頭の重みを支え、正しい寝姿勢をサポートする役割があります。

合わない高さの枕は、頭を十分に支えられないため、首に負担がかかり、首の痛みや凝りを引き起こします。

また、血流の滞りを防ぐため、寝返りをしやすい枕を選ぶことも大切です。

柔らかすぎる枕は、頭が沈み込み、寝返りをしにくいので、適度な硬さで反発力のある枕を選びましょう。

一方硬すぎる枕は、頭や肩の一部が圧迫されるので、血流が滞り、痛みやしびれを感じる可能性があります。

自分に合う高さで正しい寝姿勢を保ち、寝返りがしやすい枕を選びましょう。

10-2.枕が高いのか、首が痛いです。枕を使用しない方が良いのでしょうか?

普段使用している枕が合わないと感じている方は、自分に合う枕に交換しましょう。

枕には、枕は首と敷寝具の間にできる隙間を埋め、首の負担を軽減する役割があります。

また枕を使わないと寝返りがしにくいので、血流が滞り、首や肩などの痛みを感じることがあります。

上記の枕の選び方を参考に、自分に合う枕を使いましょう。