おすすめの低反発マットレス10選｜選び方と高反発マットレスとの違い

あなたはこんな悩みはありませんか？

低反発マットレスは、優れたフィット感で寝心地が良く、体の一部にかかる負担を軽減するため、快適な睡眠をサポートします。

一方低反発マットレスにも厚さ・密度・構造など様々な種類があるので、自分に適したマットレスを選ぶことが大切です。

自分に合う低反発マットレスがわからない方は、おすすめの低反発マットレスと選び方を紹介するのでぜひ参考にしてください。

また低反発マットレスと高反発マットレスとの違いを紹介するので、記事の内容を参考に、自分に合うマットレスを見つけましょう。

おすすめの低反発マットレスTOP3

※価格は税込で表示しています。
※サイズ・価格はシングルサイズを表示しています。

1.おすすめの低反発マットレス｜GOKUMUINプレミアム低反発マットレスはジェルメモリーフォームで寝心地抜群

おすすめの低反発マットレスをご紹介します。

GOKUMIN　プレミアム低反発マットレスは適度な硬さで体圧分散性が高い

価格	セミシングル：10,498円(税込) シングル：10,998円(税込) セミダブル：11,998円(税込) ダブル：12,998円(税込)
素材	低反発ジェルメモリー素材
サイズ	セミシングル：横80cm×縦195cm シングル：横97cm×縦195cm セミダブル：横120cm×縦195cm ダブル：横140cm×縦195cm
厚さ	5cm
重さ	セミシングル：約3.6kg シングル：約4.5kg セミダブル：約5.4kg ダブル：約6.3kg
洗濯	本体：洗濯不可(陰干し推奨) カバー：洗濯可能
品質基準	低ホルムアルデヒド仕様

※価格は税込で表示しています。

GOKUMIN「プレミアム低反発マットレス」は、高品質で体圧分散性が高いので正しい寝姿勢を保ちやすいマットレスです。
穴あけ加工が施されているので通気性が良く、蒸れや熱のこもりを防ぎます。

また竹炭成分配合で消臭・調湿・抗菌力があるので、衛生的に保ちやすくおすすめです。
開封時のウレタンのにおいを防ぐために、トリプルローリング加工を施しているので、ウレタンの気になるにおいを防ぎます。
軽量でコンパクトなので収納がしやすく、普段使いだけでなく来客用にもおすすめです。

さらに、低ホルムアルデヒド仕様で、高い品質と安全性の証明を取得しているので、誰でも安心して使えます。
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Limne the Mattressは独自の柔らか素材で心地よい入眠をサポートする

価格	シングル：79,900円(税込) セミダブル：89,900円(税込) ダブル：99,900円(税込)
素材	オリジナルウレタンフォーム
サイズ	シングル：横97cm×縦195cm セミダブル：横120cm×縦195cm ダブル：横140cm×縦195cm
厚さ	22cm
重さ	シングル：約12kg セミダブル：約14.3kg ダブル：約16.7kg
製造国	日本
洗濯	本体：洗濯不可 カバー：洗濯可能

※価格は税込で表示しています。

Limne「the Mattress」は、柔らかい寝心地と体の沈み込みを防ぐ3層構造のマットレスです。
1層目の体に触れる部分はマシュマロのような肌触りの独自素材を使っているので、入眠時のリラックス感をサポートします。
2層目は、体の負担がかかりやすい肩や腰などの負担を軽減できるよう、硬さや溝の深さを調整し、正しい寝姿勢を保ちます。
3層目は、ウレタン素材のデメリットである蒸れを軽減するために、溝を施し空気の通り道を作ることで、マットレスの湿気を取り除きます。

快適な寝心地で体の負担を軽減するので、バランスが良いマットレスです。
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スリープエンリッチ 蒸れないもっちりマットレスは丸洗いができる

価格	シングル：39,800円(税込) セミダブル：44,800円(税込)
素材	ムマック低反発フォーム
サイズ	シングル：横97cm×縦195cm セミダブル：横120cm×縦195cm
厚さ	4cm
重さ	シングル：約3.5kg セミダブル：約4.3kg
洗濯	本体：シャワーで丸洗い可能 カバー：洗濯可能
生産国	本体：日本 カバー：日本

※価格は税込で表示しています。

スリープエンリッチ「蒸れないもっちりマットレス」は、丸洗いができるウレタン素材の低反発マットレスです。
普段使っている敷寝具の上に敷いて使うトッパータイプなので、手軽に寝心地を改善できます。

また、3分割のマットレスなので、お手入れや持ち運びがしやすいというメリットがあります。
一般的なウレタン素材の低反発マットレスは、洗うことができませんが、蒸れないもっちりマットレスは丸洗いできるので清潔を保ちやすいマットレスです。

またウレタン素材の低反発マットレスは、ウレタン特有のにおいが気になる人もいますが、丸洗いができ通気性も良いので、気になるにおいを軽減します。
マットレスは凹凸面と平面のどちらでも使うことができるので、好みの寝心地で使い分けましょう。

さらに、付属のカバーは冷感面と起毛面があるので、年中快適に使うことができます。
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テンピュール　ワントッパーは普段使っている寝具の寝心地を改善する

価格	シングル：99,000円(税込) セミダブル：121,000円(税込) ダブル：143,000円(税込)
素材	テンピュール アダプト素材
サイズ	シングル：横97cm×縦195cm セミダブル：横120cm×縦195cm ダブル：横140cm×縦195cm
厚さ	5cm
重さ	シングル：約7.9kg セミダブル：約9.8kg ダブル：約14.5kg
洗濯	本体：洗濯不可 カバー：洗濯可能
生産国	デンマーク
品質基準	エコテックスメイドイングリーン認証

※価格は税込で表示しています。

テンピュール「ワントッパー」は、普段使っている敷寝具の上に敷くことで、寝心地を改善できます。
テンピュールのマットレスは、NASAや米国宇宙財団の認証を受けており、寝心地の良さと体のサポート力のバランスの良さが特徴です。

ワントッパーは、テンピュールの進化した素材であるテンピュールアダプトを使用しており、より体へのフィット感が向上しています。
丸めて収納することも可能なので、お手入れや収納がしやすく、使い勝手の良いマットレスです。
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テンピュール ワン リュクス フトンは三つ折りタイプで収納がしやすい

価格	シングル：82,500円(税込) セミダブル：99,000円(税込) ダブル：115,500円(税込)
素材	テンピュール アダプト素材、サポートウレタン
サイズ	シングル：横97cm×縦195cm セミダブル：横120cm×縦195cm ダブル：横140cm×縦195cm
厚さ	8cm
重さ	シングル：約8.8kg セミダブル：約10.8kg ダブル：約12.6kg
洗濯	本体：洗濯不可 カバー：洗濯可能
生産国	日本

※価格は税込で表示しています。

テンピュール「ワン リュクス フトン」は、日本向けに作られた布団感覚で使えるテンピュールのマットレスです。
三つ折りができるので収納がしやすく、寝室が狭い方や来客用の寝具としておすすめです。

また、使用されているテンピュールアダプト素材は、従来のテンピュールより軽量化されているので持ち運びがしやすいマットレスです。
マットレスの中央にあるお尻付近を最も硬めにし、腰と太もも付近は柔軟にフィットする構造で、体の沈み込みを防ぐだけでなく、腰にかかる負担を軽減します。
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テンピュール　プロは体圧分散性が優れていて体にかかる圧力を大幅に軽減できる

価格	シングル： 231,000円(税込) セミダブル：264,000円(税込) ダブル：308,000円(税込)
素材	ややかため：テンピュール アドバンスト素材、ダイナミックサポートテクノロジー素材、高耐久性ベース、高耐久性ベース かため：テンピュール アドバンスト素材、テンピュール アダプト素材、高耐久性ベース
サイズ	シングル：横97cm×縦195cm セミダブル：横120cm×縦195cm ダブル：横140cm×縦195cm
厚さ	21cm
重さ	シングル：約24.6kg セミダブル：約25.5kg ダブル：約35.4kg
洗濯	本体：洗濯不可 カバー：洗濯可能
生産国	デンマーク
品質基準	エコテックスメイドイングリーン認証

※価格は税込で表示しています。

テンピュール「プロ」は、テンピュールのマットレスの中で最高のフィット感が得られるシリーズです。
新しいテンピュールアドバンスト素材を使用しており、従来のマットレスより体にかかる圧力を20%軽減します。
使用する人の体重・体型・体温に合わせて、体の隅々までフィットするので、体圧分散性の高さが特徴です。

また好みの寝心地を選べるので、自分にぴったりのマットレスを選びましょう。
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ドクタータフィ・プレミアマットレスは低反発と高反発の二重構造で腰痛対策におすすめ

価格	シングル：39,800円(税込) セミダブル：48,800円(税込) ダブル：57,800円(税込)
素材	ウレタンフォーム
サイズ	シングル：横98cm×縦198cm セミダブル：横120cm×縦198cm ダブル：横140cm×縦198cm
厚さ	6cm
重さ	シングル：約4.2kg セミダブル：約5.1kg ダブル：約6kg
洗濯	洗濯不可
製造国	中国

※価格は税込で表示しています。

ドクタータフィ「プレミアマットレス」は、普段使っている敷寝具の上に敷いて使うトッパータイプのマットレスです。
低反発と高反発の二重構造で正しい寝姿勢を保ち、適度な硬さで寝返りがしやすいので腰の負担を軽減します。
体にフィットしやすい柔らかさと寝返りがしやすい適度な硬さのバランスが良いので、仰向け寝・横向き寝のどちらの寝姿勢でも正しい寝姿勢を保ちます。
低反発の面と高反発の面はどちらでも使えるので、体調や寝心地に合わせて好みの面を使い分けましょう。
ドクタータフィの公式サイトはこちら

[睡眠Labo]Soft 低反発ヘルシーライトマットレスは包み込むような寝心地に改善する

価格	シングル：18,150円(税込) セミダブル：23,100円(税込) ダブル：27,500円(税込)
素材	ウレタンフォーム
サイズ	シングル：横97cm×縦195cm セミダブル：横120cm×縦195cm ダブル：横140cm×縦195cm
厚さ	3.5cm
重さ	シングル：約3.8kg セミダブル：約4.7kg ダブル：約5.4kg
洗濯	本体：洗濯不可 カバー：洗濯可能
製造国	中国

※価格は税込で表示しています。

西川「Soft 低反発ヘルシーライトマットレス」は、普段使っている敷寝具の上に敷くトッパータイプのマットレスです。
ウレタン素材の低反発マットレスともっちりとした質感の付属のシーツで、包み込まれるような優しい寝心地です。
普段使っているマットレスが硬く、寝心地に違和感がある方は、優しい寝心地のヘルシーライトマットレスを試しましょう。
西川の公式サイトはこちら

サータ(serta) ペディック85は熱伝導性が高い新素材で蒸れにくい

価格	シングル： 123,000円(税込) セミダブル：143,000円(税込) ダブル：158,000円(税込) ワイドダブル： 173,000円(税込)
素材	ウレタンフォーム、コイル
サイズ	シングル：横97cm×縦196cm セミダブル：横122cm×縦196cm ダブル：横139cm×縦196cm ワイドダブル：横150cm×縦196cm
厚さ	28cm
生産国	日本

※価格は税込で表示しています。

サータ(serta)「ペディック85」は、低反発素材とコイルを組みわせたマットレスです。
低反発素材は、新素材のグラフェンを使用しています。
グラフェンは通常の低反発ウレタンに、熱伝導性が高い黒鉛粒子を練り込んでいるので、ウレタンのデメリットである蒸れを解消します。

また、低反発素材とコイルを組み合わせることで、寝心地が良く、体の重みをしっかり支えてくれるマットレスです。
マットレスの側面には空気の通り道があるので、湿気が溜まりにくく衛生的に使用できます。
サータ(serta) ペディック85の購入はこちら

IWONUマットレスはマットレスのカスタマイズができる

価格	セミシングル：66,000円(税込) シングル：77,000円(税込) セミダブル：88,000円(税込) ダブル：99,000円(税込) クイーン：110,000円(税込)
素材	ウレタンフォーム
サイズ	セミシングル：横80cm×縦195cm シングル：横97cm×縦195cm セミダブル：横120cm×縦195cm ダブル：横140cm×縦195cm クイーン：横160cm×縦195cm
厚さ	22cm
重さ	セミシングル：15.4kg シングル：17.0kg セミダブル：22.4kg ダブル：25.8kg クイーン：27.8kg
洗濯	洗濯可能
生産国	イタリア

※価格は税込で表示しています。

IWONUマットレスは、最上部に低反発メモリーフォームを使用したマットレスです。
低反発素材と高反発素材を組み合わせたマットレスで、寝心地の良さと寝返りのしやすさを両立しています。

また、マットレスのベースとなる部分は3分割の3層構造で硬さが異なるので、自分の好みに合わせてマットレスの硬さをカスタマイズできます。
組み合わせは最大8パターンあるので、自分の体格や体の状態に合わせて硬さをコントロールしましょう。
3分割できるので持ち運びがしやすく、引越しの予定がある方にもおすすめです。
IWONUの公式サイトはこちら

2.低反発マットレスの選び方｜体重に応じて厚さや密度を選ぶ

低反発マットレスは、包み込まれるようなフィット感が特徴の反発力と弾力が低いマットレスです。

低弾性では、底付き感を感じていた。
引用：ベッドマットレスの硬さが寝心地と睡眠に与える影響 ｜J-STAGE
引用元：https://www.jstage.jst.go.jp/

このように、弾力が低いマットレスは底付き感が生じやすいためマットレス選びには注意が必要です。
密度が低く低品質のマットレスは、ウレタンなどの使用量が少ないため、体の重みを支えられず底付き感が生じやすくなります。

以下に、低反発マットレスを選ぶ時に気をつけるべきポイントを5つ紹介します。

低反発マットレス選びの5つのポイント

これらを参考に自分に合う低反発マットレスを選びましょう。

2-1.厚さ｜マットレスの厚みは用途で選ぶ

低反発マットレスは2つの用途で販売されています。

トッパータイプは、今使っているマットレスなどの敷寝具の上に敷くことで、寝心地を改善します。

一方、低反発マットレスを単体使いしたい方はトッパータイプのように薄いマットレスを選ぶと、体の重さをマットレスで支えることができないため、底付き感が生じます。

へたりは平均10.7±6.0mmで、殿部に最も強く見られる傾向であったこと、へたりの度合いが高いほど最大接触圧力値が高い傾向であった
引用：ウレタンフォームマットレスのへたりによる褥瘡発生への影響｜J-STAGE
引用元：https://www.jstage.jst.go.jp/

このように腰〜お尻付近の圧力が最も高いため、薄いマットレスで底付き感があると、腰〜お尻に負担がかかり、痛みを引き起こす可能性があります。
低反発マットレスを選ぶ時には、自分がどのような用途で使うのかを明確にし、適した厚みのマットレスを選びましょう。

3~5cmはトッパーとして他の敷寝具と組み合わせる

5cm以下の低反発マットレスは、厚みのあるマットレスや敷布団と組み合わせるトッパータイプです。
普段使っているマットレスのへたりを感じたり、寝心地が悪いと感じる場合は、マットレストッパーを重ねることで、寝心地を改善できる場合があります。
トッパータイプのマットレスは、厚みが少ない分お手頃な価格の商品があるため、あまりお金をかけずにマットレスの寝心地を改善したい方におすすめです。

8~10cm以上なら単体使いできる

低反発マットレスを単体で使いたい方は、厚さが8~10cm以上あるマットレスを選びましょう。
マットレスの厚さが薄いと体の沈み込みによって、底付き感に繋がる場合があります。

床の硬さを感じると、肩や腰などに痛みを感じたり、睡眠の満足感が得られないこともあるため、自分の体重に応じて体を十分に支えられる厚みのマットレスを選びましょう。

自分に適したマットレスの厚さは、使う人の体重やマットレスの密度や構造によって変化します。
底付き感がなく、自分の体をしっかりサポートできるマットレスを選びましょう。

また、重量があるマットレスは持ち運びがしにくく、お手入れがしにくいというデメリットがあります。
マットレスが厚いと、マットレスが重くなるので自分に合う適度な厚みのマットレスを選ぶことが大切です。

2-2.構造｜多層構造なら正しい寝姿勢を保ちやすい

低反発マットレスは、単層構造と複層構造の2種類の構造で販売されています。
単相構造は、1層でできた低反発マットレスで、ウレタンなど低反発素材のみでできたマットレスです。
寝心地は柔らかめなことが多く、体を包み込むような寝心地ですが、体格が良い人などはマットレスが沈み込みやすく、正しい寝姿勢を保ちにくいという特徴があります。

一方複層構造は、低反発素材と他の素材を組み合わせてできたマットレスです。
高反発素材やコイルなどを組み合わせることで、単層構造のデメリットである体の沈み込みを防ぎます。
複層構造は、低反発素材の包み込まれるような心地よい寝心地で、正しい寝姿勢を保つことができるのでおすすめです。
自分の体格に応じて、体の沈み込みを防ぐマットレスを選びましょう。

2-3.密度｜密度が低いと耐久性や体のサポート力が低下する

低反発マットレスに使用されているウレタンフォームは、密度によって寝心地や耐久性が異なります。
高密度のウレタンフォームマットレスは、ウレタンの使用量が多いため、へたりにくく優れた耐久性が特徴です。

一方、密度が高くなればなるほどマットレスは重くなり、金額も高くなるため、正しい寝姿勢を保つことができる自分に適したマットレスの密度を選びましょう。
低反発ウレタンマットレスは、ウレタンの使用量が少なく密度が低いため、体が沈み込みやすいことがあります。

ソフトおよび低弾性で、柔らかく、快適、寝心地がよいと申告し、側臥の方がより快適評価が高かった。
引用：ベッドマットレスの硬さが寝心地と睡眠に与える影響 ｜J-STAGE
引用元：https://www.jstage.jst.go.jp/article/

このように低反発マットレスは寝心地の良さが人気ですが、密度が低く柔からすぎると、正しい寝姿勢を保つことができません。
低反発マットレスを選ぶ際には、価格で選ばす、自分の体格に合うマットレスの密度を選びましょう。

2-4.熱のこもりにくさ｜通気性が良いマットレスがおすすめ

低反発のマットレスに多く使用されているウレタンは、通気性が悪く、熱がこもりやすいという特徴があります。

そのため低反発のマットレスを選ぶ時は、空気孔があるなど熱がこもりにくいよう工夫されたマットレスがおすすめです。
通気性が悪いマットレスは、熱がこもり蒸れやすくなるため、寝心地が悪く睡眠の満足度が低下します。

また睡眠中の寝汗などによる湿気が発散されず、カビが繁殖しやすくなるため、こまめなお手入れが必要です。
低反発マットレスを選ぶ場合は、通気性が良い商品を選びましょう。

2-5.お手入れのしやすさ｜軽くて干しやすいと衛生的に保てる

低反発マットレスを衛生的に使用するために、定期的な陰干しをして、マットレスの湿気を取り除くことが大切です。
低反発マットレスは、通気性が悪く、水洗いできないことが多いため、こまめなお手入れでカビの発生を防ぎましょう。
マットレスは密度が高いものほど高品質で、耐久性が高くなりますが、重くて持ち運びがしにくくなるというデメリットがあります。
マットレスを衛生的に保つためにも、マットレスを立てかけやすい重さや形状のマットレスを選びましょう。

また折りたたみタイプは自立しやすいので、お手入れや収納がしやすいですが、折れ目の寝心地が悪いこともあるので注意が必要です。
マットレスを購入する際は、お手入れ方法を考慮してマットレスを選びましょう。

3.低反発マットレスとは？｜優れたフィット感で寝心地が良い

低反発マットレスは、反発力と弾力が弱いマットレスです。
寝るとゆっくりと体が沈みフィットするので、包み込まれるような寝心地が特徴です。

また低反発マットレスの素材は、低反発ウレタンフォームが一般的ですが、他にもゲル素材など反発力が弱い素材を使用したマットレスがあります。

さらに低反発マットレスは、優れたフィット力で体圧分散性が高いので、腰など体の一部にかかる負担を軽減します。

一方、体が沈み込みすぎる低反発マットレスを選ぶと、寝返りがしにくく、腰痛を引き起こす可能性があるため注意が必要です。

また、低反発マットレスはやわからめのマットレスである印象がありますが、使用する人によって寝心地の感じ方が異なります。

引用元：https://www.caa.go.jp/policies/

このように消費者庁の「家庭用品品質表示法」で、ウレタンフォームマットレスの硬さを3段階で表示するというルールがあります。
しかしマットレスが複層構造である場合など、低反発マットレスが全てやわらかめに分類されるわけではないので、注意しましょう。

また、マットレスを使用する人の体格や普段使い慣れているマットレスの硬さなどの影響で、マットレスの硬さの感じ方には個人差があります。
低反発マットレスは、柔らかいと決めつけず、試し寝をして好みの寝心地を見つけましょう。

3-1.低反発マットレスは横向き寝が多い人におすすめ

普段横向き寝の寝姿勢が多い人に、低反発マットレスがおすすめです。
横向き寝は肩や腕が圧迫されやすいですが、低反発マットレスは反発力が少なく体にフィットし、体圧分散性が高いので、肩にかかる負担を軽減します。
肩や腕に全身の体重がかかるため、横向き寝で肩や腕に負担がかかり痛みを感じている人は低反発マットレスを試しましょう。

4.低反発マットレスと高反発マットレスの違い｜寝心地や寝返りのしやすさが異なる

低反発マットレスと高反発マットレスは、反発力が異なるので、寝心地・寝返りのしやすさ・正しい寝姿勢の保持のしやすさに違いが生じます。
低反発マットレスは、反発力が低いため、体にフィットしやすく、包まれるような感覚が特徴です。

一方、高反発マットレスは、反発力が高く弾力があるため。硬めの寝心地で体の沈み込みを防ぎます。
低反発マットレスは、フィット感が優れているので体圧分散性が高く、体の一部にかかる負担を軽減します。

しかし、密度が低く柔らかすぎると、寝返りがしにくくなり、睡眠中の血流が滞りやすくなるため、マットレスの密度や品質をしっかり確認しましょう。

一方高反発マットレスは、体が沈み込みにくいので、正しい寝姿勢を保ちやすく、スムーズな寝返りをサポートします。

しかし、硬めの寝心地で体の一部に負担がかかりやすく痛みを引き起こすこともあるため、自分に合うマットレスを選びましょう。
ウレタンフォーム素材は低反発マットレスと高反発マットレスのどちらにも使われる素材ですが、密度や硬さなどで寝心地や特徴が異なります。
人によて、好みの寝心地や寝返りのしやすさは異なるため、マットレスを選ぶ際は低反発か高反発かで選ばず、自分に合うマットレスを見つけましょう。

5.低反発マットレスの寿命｜長持ちさせるコツは裏表の入れ替え

低反発マットレスの寿命は3〜5年が目安です。
使用状況や使用する人の体格によって違いがありますが、密度が低く低品質の低反発マットレスは、へたりやすいため寿命が短くなる可能性があります。
低反発マットレスを長く使いたい人、体格が良い人などは、密度が高くへたりにくいマットレスを選びましょう。

また、低反発マットレスを長持ちさせるためには、定期的なお手入れが必要です。
ウレタン素材は洗えないことが多いため、マットレスの湿気を溜めないようにこまめに風通しの良い場所での陰干しをしましょう。
マットレスが重く動かしにくい場合は、掛け布団などを取り除き、マットレスの下に空気の通り道を作ることで、マットレスの湿気が溜まりにくくなります。
カビやダニの予防のためにも湿気対策をこまめに行いましょう。

また、腰など体の重みがかかりやすい場所はマットレスがへたりやすくなります。
裏表や上下を入れ替えることで、マットレスのへたりを予防しましょう。

6.よくある質問

低反発マットレスに関するよくある質問を紹介します。

6-1.低反発マットレスのお手入れ方法を教えてください。

低反発マットレスは、水洗いできないことが一般的です。
定期的にマットレスを陰干ししたり、内部に溜まった湿気を放湿するためにマットレスを立てかけるなどしてカビやダニの発生を防ぎましょう。

また、シミなどがついた場合は、水で濡らして硬く絞ったタオルで汚れを拭き取ります。
汚れの性質によって、重曹やクエン酸を溶かした水を使うと汚れが落ちやすくなるのでおすすめです。
硬く絞ったタオルに汚れを移すように、汚れをたたいて取り除くとシミが広がりにくくなります。
汚れが目立たなくなったら、マットレスについた水分を乾いたタオルで拭き取り、なるべく早くマットレスを乾かしましょう。
マットレスを風通しの良い場所に干したり、扇風機などで風を送ることがおすすめです。
低反発マットレスは熱に弱い素材を使われていることも多いので、布団乾燥機など温風での乾燥ができるか取扱い説明書で確認しましょう。

6-2.低反発マットレスと高反発マットレスはどちらがおすすめですか？

低反発・高反発に関わらず、自分に合うマットレスを選ぶことが大切です。
自分に合うマットレスは普段の寝姿勢や体格・好みの寝心地などそれぞれ異なります。
寝返りがしやすく、リラックスできる寝心地のマットレスを選びましょう。
低反発マットレスは、包み込まれるようなやわからめの寝心地なので安心感があります。

一方、体格が良い方は体が沈み込みやすいので、寝返りがしにくく、腰など体の一部に負担がかかる場合もあります。
寝心地と寝返りのしやすさのバランスが良く、自分に合うマットレスを選び睡眠の満足度を高めましょう。

6-3.低反発マットレスの処分方法を教えてください。

低反発マットレスは、自治体で粗大ゴミなどで処分することができます。
複層構造の低反発マットレスなどで、コイルを使用していると、粗大ゴミとして引き取りをしてもらえないことがあります。
コイルなど金属を使用しているマットレスは、自分でゴミ処理施設へ持ち込んだり、不用品回収業者への依頼が必要です。
処分する場合は、マットレスに使われている素材を確認しましょう。

また、ウレタンフォーム素材のマットレスであれば、細かく切って一般ゴミで処分することができます。
ゴミの種類は自治体によって異なるため、事前に確認しましょう。

6-4.体格が良いのですが、低反発マットレスは使えますか？

低反発マットレスは密度が低いと体が沈み込んでしまうため、体格に合わせて高密度の低反発マットレスを選びましょう。

また、単層構造より複層行動のマットレスを選ぶと体が沈み込みにくいのでおすすめです。
横になった時に、体の重みが集中しやすい腰付近が沈み込みにくいマットレスを選ぶと体の負担を軽減することができます。
体格が良い方でも、正しい寝姿勢を保つことができれば低反発マットレスを使用することができます。
マットレスを購入する前に、密度や構造を確認して体が沈み込みにくいマットレスを選びましょう。

6-5.腰痛があります。低反発マットレスは使わない方がいいですか？

低反発マットレスは、体圧分散性に優れているので腰痛対策におすすめです。

一方密度が低く柔らかすぎて体が沈み込みすぎるマットレスは、寝返りがしにくくなるため、自分の体格に応じてマットレスを選びましょう。
寝返りをすることで、体の一部にかかる負担を軽減し、血流を促進するため、腰痛予防に寝返りがしやすいマットレスを選ぶことは大切です。
低反発マットレスの中にも、腰部分が沈み込みにくい工夫がされているマットレスなど、腰痛予防ができるマットレスもあるので、自分に合うマットレスを選びましょう。