LILUCAの「報われる仕組み」を支える3つの考え方

私たちLILUCAが、会社づくりにおいて最も大切にしていること。それは「頑張った人が報われる会社でありたい」という想いです。この想いは、単なる理想論ではありません。共同経営者の長沼が過去に経験してきた、理不尽な評価への違和感から生まれた信念です。
考え方① 成果に応じて、正当に報われる会社でありたい
せっかく一緒に働くご縁があったのだから、みんなにできるだけ高い給料を出したい。ただ現実問題として、無限にお金があるわけではありません。限られた原資の中で、どう分配するか。そこで大切になるのが「誰に、どれだけ還元するか」という判断です。だからこそ、結果を出した人、業績に貢献してくれた人に、その分をしっかり返したいと考えています。
考え方② 誰が見ても、納得できる評価にしたい
「頑張った人が報われる」を実現するために、私たちが大切にしているのが
“誰が見ても納得できる評価”です。
評価する側の好みや感覚に左右されず、頑張った人も、周りで見ている人も、「この評価は妥当だ」と思える仕組みをつくりたい。それが、LILUCAが目指す評価のあり方です。
考え方③ 努力が埋もれない組織をつくりたい
働く上で大切なのは、自分の頑張りがきちんと“見える”ことです。
声の大きい人や目立つ立場にいる人だけが評価される組織では、地道に努力している人の貢献が見えにくくなってしまいます。真面目に取り組んだ人、結果を出すために試行錯誤した人が、きちんと評価される仕組みをつくりたいと考えています。
この評価観の原点となった、長沼の経験

LILUCAの共同経営者である長沼は、これまで大手電機メーカーや京都の技術系企業で設計職として働いた経験を持ち、その後起業して現在に至ります。これまでの職場では、過酷な労働環境や、貢献が正しく反映されない評価制度など、働き方や評価に対するさまざまな違和感を経験してきました。
大手電機メーカーでの「報われていたが、仕事しかない毎日」
長沼が最初に働いたのは、大手電機メーカーでした。朝から深夜まで働き、休日出勤も当たり前。残業が月200時間を超えることもありました。それでも、報酬面では働きが反映される環境でした。ただ、お金は貯まっても、働くだけで何もできない。やりたいことに使う時間も体力も残らない。
この経験から、報酬だけでなく、生活とのバランスも大切だと考えるようになりました。
京都の技術系企業で感じた「貢献が正しく反映されない評価制度」
次に長沼が転職したのは、京都の技術系企業でした。ノーベル賞受賞者を輩出した、技術力のある企業です。ここで長沼が目の当たりにしたのが「頑張った人が報われない評価制度」でした。
当時の職場では、新商品が発売されるタイミングで高い評価がつく慣例がありました。しかし、長沼が担当していた設計職では、新商品が世に出るまでに何年もかかり、発売は5年に1回あるかないか。そのため、高い評価を得られる機会も限られていました。
しかし、問題はそれだけではありませんでした。プロジェクトの中心として構想段階から長期間携わる人は、なぜか高い評価を得られない傾向がありました。一方で、プロジェクトの終盤に配属された人が、高い評価を得ることもありました。本当に貢献した人ほど評価されない、そんな理不尽な構造だったのです。

主観評価と社内政治への疑問
さらに長沼が疑問を感じたのが、主観評価と社内政治の蔓延です。当時の職場では、上司に気に入られるかどうかや、社内での立ち回りのうまさが評価に大きく影響していました。本当に頑張って成果を出している人ではなく、社内政治に長けた人が評価される環境だったのです。
長沼は、この仕組みに強い疑問を感じていました。「これは、おかしいでしょう」と何度も訴えましたが、「そういうものなんだ」という答えしか返ってきませんでした。
※記事中で触れている内容は、長沼の在籍当時の経験に基づくものです。現在の状況を示すものではありません。
なぜ「数字で説明できる評価」を目指しているのか
客観的な数字で、納得できる評価を
過去の経験から、長沼が痛感したこと。それは「主観評価は、不公平を生む」ということです。主観で評価すると、「この人、頑張っているような気がするな」という曖昧な基準になりがちです。上司との相性や、社内での立ち回り方によって、評価が左右されてしまいます。
だからこそ、LILUCAでは客観的な数字を重視しています。数字であれば、主観が入りにくい。改善するときも、何がどう足りなかったのかを明確に分析できます。
売上に「100万円貢献した人」と「80万円貢献した人」。この差は、誰が見ても明らかです。感覚や印象ではなく、事実として目の前にある数字。それが、公平な評価の土台になると考えています。
数字で評価すると聞くと、「冷たい会社なのでは」と感じる方もいるかもしれません。しかし、私たちが大切にしているのは、頑張りをきちんと見える形にすることです。数字は、その頑張りを正しく評価するための手段だと考えています。
LILUCAが模索する「頑張りを還元する仕組み」

頑張った人にきちんと報いる。この想いを形にするための仕組みづくりを、LILUCAは商品開発と同じくらい大切な課題として捉えています。実際に、会社への貢献や日々の頑張りを評価し、還元するための取り組みを行っています。
しかし、仕組みをつくれば、それだけで公平に機能するわけではありません。制度を活用すること自体が目的になったり、日々の業務に追われている人ほど、自分の頑張りを伝えられなかったりすることもあります。その結果、本当に仕事で貢献している人の頑張りが埋もれてしまっては、本末転倒です。
だからこそLILUCAでは、会社への貢献をどのように捉え、どのような形で還元するのがよいかを模索しています。その一つとして、現在は会社への貢献が大きかった人を表彰するMVP賞を取り入れています。
今後もLILUCAは、会社の成長や働く人の状況に合わせて仕組みを見直しながら、一人ひとりの貢献を正しく捉え、納得できる形で還元できるよう試行錯誤を続けていきます。あわせて、こうした仕組みが、自分の行動を振り返り、次の挑戦や成長につなげる機会にもなればと考えています。







